中国市場における新たな取り組みと事業創出Overseas Department海外事業部門中国・韓国市場における農業関連事業主な取り組み中国においては、様々な可能性のある農業関連市場における事業展開を見なおす必要性があります。単独での野菜苗事業を中止し、中国企業との業務提携による育苗事業展開、中国における肥料販売を中心とした農資材事業等の新たな事業創出への転換を図ります。また、韓国においては、現地の合弁会社を軸に、肥料、種を中心とした農資材の日韓双方への輸出入に注力してまいります。これらを足掛かりに、今後アジア全域で苗、種子の生産・販売、関連資材の販売を拡大していきます。・中国青島芽福陽園芸有限公司での農資材事業を中核とした事業展開及びベルグアース「育苗事業」の知見を活かした農業事業コンサルタンティング、中国企業との業務提携による新たな事業を創出。・韓国BJアグロでのOATアグリオ株式会社の肥料販売及び野菜苗の委託生産と日本への輸入。野菜苗事業との相乗効果。高品質な種苗の新品種を開発・販売します。Breeding Department育種事業部門株式会社むさしのタネ海外展開も視野に入れた育種開発2017年8月に育種事業の新会社「むさしのタネ」（千葉県長南町）を設立しました。苗事業との相乗効果を狙い、種苗開発から取り組むことにより付加価値の高い苗を供給。今後は耐病性・多収性などを兼ね備えた種苗の新品種を開発し・販売拡大に取り組むと共に国内外を視野に入れ、新たに店頭育種事業の拡大にも取り組んでまいります。野菜の生産者は多収性、耐病性、育てやすさなどを踏まえ扱う品種に非常に価値を置いています。その期待に応えられる品種を持つこと、当社にしかない苗の品ぞろえを強化することによって付加価値の高い苗の提供に取り組んでまいります。また、種苗メーカーとも連携を図りながら「より良い苗をより安く」を実現していきます。耐病性に優れ、味もおいしいトマトの品種の取り扱いを開始します。今後は、中国でも感染が拡大している黄化葉巻病に着目し、中国にパートナー農場を持つ利点を生かしてより耐病性に優れた品種を開発します。育種事業シナジーを創出しながら成長購入コストの削減同業他社への販売新品種の開発34
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