農林水産省が作成する「みどりの食料システム戦略」技術カタログに、当社が京都農林水産技術センターと共同開発した「混合ワクチン接種苗」が掲載されました。
掲載内容はこちらをご確認ください。
【ワクチン接種苗とは?】
ワクチン接種苗は、キュウリ栽培における被害の大きい対象ウイルスの弱毒株を、予め接種することで感染・病害を防ぐ技術です。残留性などの環境に与える影響もなく、品種を選ばないことから、現行の収量性・秀品率の高い品種でも対応でき、生産性向上が期待できます。
当社では本年より、従来のZYMV、CMV、WMVの3種弱毒株を全て利用した、混合ワクチン接種苗を試験販売開始しており、露地栽培に多いアブラムシ媒介ウイルス防除を網羅出来ます。今後もより一層生産力向上と持続性の両立を可能とするため、他ウイルスや他品目で課題となっている病害に対し、植物ワクチンの開発に取り組んでまいります。